【吉本騒動】自分なりにまとめてみた
どエライ久方ぶりの更新となってしまいました・・・
今、巷を賑わせている「吉本騒動」(勝手に命名w)をざっくり解釈で
まとめてみました。
(もう多くの人がやってると思うけど・・・)
事の発端は?
そもそもの発覚は2019年5月30日、雨上がり決死隊・宮迫さんが反社会勢力主催のイベントに出席しギャラをもらったのではないか?とのフライデーによる直撃を受けたこと。
その後2019年6月3日、吉本興業へフライデーより質問状が届き所属タレントへ一斉ヒアリングを行いそれ以降も継続してヒアリングを続行。
結果として、先日会見をした宮迫さんとロンドンブーツ1号2号・田村亮さんを含む複数名の該当が確認され2019年6月24日、全員に謹慎処分が下った、というもの。
(※日付は吉本発表の経緯および宮迫さん田村さん両名の会見全文より抜粋)
じゃあ、いったいいつの話なのか。
宮迫さんの会見での発言によれば5年ほど前の話であるとのことなので2014年の出来事ということになる。
なぜ今、このタイミングで発覚したのかまでは知る由もないが当初お車代程度であろうとの認識からギャラはもらっていないと判断した結果、嘘をつくことになってしまったこと、
またその嘘を関係した芸人全員で共有し口裏合わせをしようと試みたこと。
ここまで事が大きくなってしまったのはこの最初の「嘘」が悪手であったと思う。
2014年のイベントとはいったい
では問題となった「2014年に行われたイベント」とはなんぞや、というところ。
すでに解雇となっているカラテカ・入江さんより「結婚パーティーがあるので顔出してほしい」との依頼を受け参加したもの。
ギャラが出ると聞き田村さんは入江さんへ本当に大丈夫なのか確認。
入江さんは「僕のイベントのスポンサーについてくれてる、僕がやる吉本の会社を通したイベントについてくれてるスポンサーなんでそこは安心です。」と答えた、とのこと。
(宮迫さん田村さん両名の会見より)
これを信用し参加したところ反社会勢力主催のイベントであった、と。
宮迫さん・田村さんが7月20日に会見を開くまでの経緯
ざくざくっとまとまめると、当初お車代程度でギャラはもらっていないであろうとの認識であった宮迫さんへ田村さんがギャラをもらっていた旨、伝えたことにより両名の認識が「ギャラはもらった」ということで統一され
それならば早急に会見を開くべきだ、と考え吉本側へギャラの受け取りがあったこと、その金額がいくらであったのかなど伝え会見を開かせてもらいたいと要望。
しかし結局のところ宮迫さん田村さん両名と吉本側との交渉は決裂。
不信感を募らせた宮迫さん田村さんが独自で会見を開く運びとなった、というもの。
時系列でまとめてみました。
※吉本側の反論がある部分については併せて記載しています。
・2019年6月8日・
<宮迫さん田村さん>
宮迫さん自身はお車代程度との認識であったが田村さんからの指摘によりギャラ受け取りが判明。「ギャラは受け取った」との認識で統一されたことを受け吉本へ金銭授受の事実および金額等の詳細を伝える。
<吉本>
当初「受け取っていない」との報告を受けていたせいもあり「今更ひっくりかえせませんよ?」「ずっと静観で行きましょう」との回答。
また、吉本発表の時系列ではこの時点での金額詳細は不明であったとのこと。
(注:その後、宮迫さん田村さんは再三にわたり会見開催を要望していたが吉本からの回答は「静観です」の一点張り)
・2019年6月24日・※この日該当タレントたちへ謹慎が通達される
<宮迫さん田村さん>
再び、会見開催を要求するが拒否された。その後、社長が登場。人払いののち
「お前ら、テープ回してないやろな」
「亮、ええよ、お前辞めて1人で会見したらええわ、やってもええけどそんなら全員連帯責任でクビにするからな。それでもええんなら記者会見やれ」
「俺にはお前ら全員クビにする力があるんや」
との発言を行い宮迫さん田村さんはなにも言えなくなってしまう。
この各種発言を宮迫さん田村さんは「会見を阻止する圧力」であると受け取っている。
<吉本>
社長いわく、「テープ回してないやろな」は場を和ませるための冗談であり
「会見やってもいいけどそれならクビ」発言は親が子をどつく感覚であった、と。
(注:のちに藤原副社長がその場にいたということでフォロー発言をしているが宮迫さん田村さんの会見で「人払いがされた」と明確に述べられており藤原副社長はその場にいなかったことになるのでフォローなどできるはずがない)
・2019年7月6日~7月8日・
<宮迫さん田村さん>※吉本側の反論は特になし
引退でも構わないから会見をさせてほしいと嘆願する。しかし社長より
「引退させるわけにはいかない」
「会見はさせてやるが期日は明言できない、こちらで決める」
との発言。会社のためにも早急な会見を、と要望するも「こちらで決める」との
一点張りで早急な会見を、との要望は通らず
(注:このタイミングで宮迫さん田村さんは面談時の空気感から引き延ばされたあげくに会見はさせてもらえないかもしれない、との危惧により自身に弁護士をつける)
・2019年7月18日・
<宮迫さん田村さん>
突然、吉本より書面送付。内容は「引退会見か契約解除か選択せよ」というもの。
ここまで双方の弁護士を通し話を進めてきた中で従来の要望通りに記者会見が行えるものと思っていたため会社と直接話し合いをするべく再度、吉本へ訪問。
(この時点で弁護士がついていては直接対話は不可能とのことで一旦解任している)
社長と話をしたいと申し出たうえで通されたが現れたのは弁護士が2名のみ。
「2人の引退会見もしくは契約解除、この決定は揺らぎません」との弁。
社長と話をさせてほしい、自分が全責任を負って引退会見をする、と宮迫さんは食い下がりますが「記者会見をするなら明日の12時に引退会見です」と返されさらに
「会見をするならば2時間後にQ&Aの練習をするから戻るように」と指示され2人で相談の結果、それならば自分たちで会見をしようと決断し7月20日の会見に至った。
(注:会見の中で田村さんの言った「在京5社・在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫」との発言は吉本発表の時系列より7月11日の発言と思われる)
この後の流れはみなさん周知のとおり、ダウンタウン松本さんと東野さんが社長と話をし、2019年7月22日、吉本側の会見が開かれる運びとなった。
7月22日、吉本側の会見に関して
これは自分もライブ配信を見ていましたがなんともまぁ、お粗末な会見でした。
のっけから宮迫さんの契約解除処分の撤回発言、たった2日です。
舌の根も乾かぬうちに、というのはこういうのを言うんですかねぇ・・・
印象としては逃げと保身のみといった印象。記者さんの質問にもきちんと答えることはなく言い訳めいた(というか、まんま言い訳か)発言を繰り返す。
結局何が言いたいのか何も伝わらないまま5時間を超えるスーパーロング会見は幕を閉じる。
正直、途中まではちゃんと見てたけど、もうあまりのひどさに笑いがこみあげてきてしまって。すべてがグダグダ。
とりあえず流しっぱなしにしてゲームしてたわw
後追いみたいな形になったことも影響してるのかもしれないけど、それにしたって
お粗末すぎるわ、あれは。とりあえずの印象は「最悪」の2文字。
問題となった反社会勢力主催のイベントについて
吉本側が会見をしたことでこの点についての双方の相違が明らかになりましたね。
どちらが事実あるいは真実を述べているのか。
両者の主張を簡単に比較したいと思います
<宮迫さん田村さん>
ギャラが出ると聞き田村さんは入江さんへ本当に大丈夫なのか確認。
入江氏は「僕がやる吉本の会社を通したイベントについてくれてるスポンサーなんで、そこは安心です」と答えた、とのこと。
これを信用し参加したところ反社会勢力主催のイベントであった、と。
しかし、会場には家族連れなども多数おりとても反社会勢力とは認識できるものではなかった、とのこと。
<吉本>
宮迫さん田村さんの主張を真っ向から否定し、事実ではないと主張
イベント主催者よりタレント派遣の要請を受けこれを受諾したものであり
今回問題となった反社会勢力(CARISERA)はその先にあった反社のフロント企業であり
イベント主催者についての反社チェックはクリアしており問題ないと判断したとの説明。
なんとなく聞いていた印象ですが、これについては吉本側が「よっしゃ!これならガッツリ反論できるぜ!」と意気揚々と反論していたように聞こえたんですがね。
気のせいですかね。
いずれにしても吉本の会見は・・・何度も言いますがお粗末すぎましたね。
しかもテープ回ってないか発言やクビ発言を冗談だなんだとふざけたこと言ってましたがあれは受け手からしたら完全にパワハラですよ、ほんとに。萎縮しますって、あんなん言われたら。
しかも辞任はしない、じゃあ社長じゃないとできないことはなにかあるのか、と聞かれれば「あとでみんなに聞いときます」
・・・っておい!丸投げかよ。
藤原副社長が最後に「自分たちを信頼してくれているからこその発言だと思います」っていってましたけど、あんまり意味をなしていませんよねぇ・・・
いやぁ、吉本さん、いったいなにがしたかったんですかね。
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個人的な感想というか印象で言えば嘘をついてしまったこと自体はいけないことで
これはきちんと詳らかにしなければいけなかったと思います。
宮迫さん田村さんの会見はその点をきちんと踏まえたうえで事実を丁寧に誠実に伝え謝罪をしていたな、という印象を持ちました。
しかし、いささか騒動が大きくなりすぎではないかな、という印象も同時に受けました
いずれにしても双方の会見を見て主張を聞いてどちらが事実を述べているのか、と問われれば自分は宮迫さん田村さんだと答えると思います。
それが事実かどうかの判断ができるわけではないのであくまでも受けた印象からの判断になりますが。
この騒動、今後どんな風に展開していくのか。
もうしばらくは世間を騒がせそうですね。